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  • テーブルコーディネートの参考におすすめ!Instagramアカウント10選

    せっかく手に入れたオシャレな「うつわ」。せっかくだからテーブルコーディネートも整えて、食卓をキレイに見せたいですよね。そこで今回は、テーブルコーディネートの参考になるtoracieおすすめのInstagramアカウントをご紹介。toracieでも取り扱っているやきものや窯元などの投稿が多めの方をセレクトしました。参考にしていただけると嬉しいです。盛り付けるお料理やインテリア、カトラリーやランチョンマットなど小道具の使い方も参考になりますよ。 Instagramショップアカウント ライフスタイルを素敵に演出する、うつわのセレクトショップや窯元のアカウント。産地や窯元のコーディネートの参考になります。 TABLE&STYLE(table_and_style)さんこの投稿をInstagramで見る TABLE&STYLE(@table_and_style)がシェアした投稿日常からおもてなしまで活躍するテーブルウエアを提案するセレクトショップTABLE&STYLE(table_and_style)さんのInstagram。季節ごとに和と洋のコーディネートを披露してくれます。同じ食卓でも、これだけ違う演出ができるのかと、非常に参考になるページです。和食器のコーディネートは古伊万里なども活用。オシャレだけど和モダン一辺倒じゃないところもポイントです。 Good Stock Okinawa(@good_stock.okinawa)さん この投稿をInstagramで見る Good Stock Okinawa(@good_stock.okinawa)がシェアした投稿https://www.instagram.com/good_stock.okinawa/ 沖縄の「やちむん」を中心とした工芸品を販売する「MADE IN OKINAWA」さん。やちむんの特徴的な意匠を活かし、温かみに上品さをプラスした写真の見せ方が素敵です。うつわを実際に使っているお客様のアカウントを多数紹介しているので、気になるアカウントは併せてチェックしてみてくださいね。toracieでのやちむんの取り扱いはこちら。https://toracie.net/products/list?category_id=&name=やちむん波佐見焼/永峰窯(@eiho_gama)さん この投稿をInstagramで見る 波佐見焼/永峰窯(@eiho_gama)がシェアした投稿https://www.instagram.com/eiho_gama/長崎県波佐見焼の窯元、永峰製磁の公式アカウント。シンプル&モダンな器は、和食でも洋食でもスタイリッシュに演出してくれます。 toracieで取り扱っている永峰製磁のkoma椀。パステルカラーの色合いがなんとも可愛らしいです。https://toracie.net/products/list?category_id=&name=永峰Instagram 個人アカウントInstagramで素敵なテーブルコーディネイトを手掛けている個人アカウントをご紹介します。必要なのはセンス。工夫次第で素敵に見せられるお手本になるものばかりです。ERI YAMAMOTO(@eri9920)さん この投稿をInstagramで見る ERI YAMAMOTO(@eri9920)がシェアした投稿ERI YAMAMOTO(@eri9920)さんのInstagramは、洗練されたコーディネートと、食材・お料理の見せ方が抜群にハイセンス。丸だけでなく、四角や楕円などさまざまな形のうつわを使っているので、写真にも躍動感があります。一見、とってもハードルが高いように思えるコーディネートなのですが、こちらの写真は、食材を「並べただけ」とのこと。うつわと盛り付けの重要性を感じさせてくれます。 器のある暮らし(@life_with_utsuwa)さん この投稿をInstagramで見る 器のある暮らし(@life_with_utsuwa)がシェアした投稿雑誌から抜け出したような、オシャレなテーブルコーディネイトを披露されているのは、器のある暮らし(@life_with_utsuwa)さんのInstagram。まさに憧れの食卓です。季節やイベントごとにテーブルクロスやカトラリー、食卓のお花もチェンジ。コーディネートのポイントに加え、うつわの一品一品も解説してくださっており、親切な人柄が伺えます。 動画の編集レベルも高く、YouTubeでは、お料理のレシピや盛り付け方を動画で解説するほか、増え続けるうつわをどうやって収納しているかのヒントなども配信。とても参考になるので、併せて見てみてくださいね。 chii(@chiii__stagram)さん この投稿をInstagramで見る chii インテリア/テーブルコーディネート/簡単レシピ(@chiii__stagram)がシェアした投稿ひなたライフ/kurasso/おとりよせネットなどの公式アンバサダーとしても活躍されているchii(@chiii__stagram)さんのInstagram。立派な一枚板のテーブルに、家族向けの素敵なお食事のコーディネート。 背景のインテリアや、スッキリ片付いたキッチンもため息ものです。お料理レシピも参考になりますよ。 arare*(@arare118)さん この投稿をInstagramで見る arare*(@arare118)がシェアした投稿思わずニッコリしてしまう、可愛らしいお料理が素敵なarare*(@arare118)さんのInstagram。よく見ると、身近にある食材でお料理にオリジナルの顔をつけているのでとってもキュート!温かみのある可愛いキャラクターが、シンプルなお食事もオリジナルに変えてくれます。すべてのお料理や食材に顔をつけて、Instagramに統一感を持たせているのも見せるポイントです。お弁当の詰め方も参考になりますよ。 nobue(@nobuchin21)さん この投稿をInstagramで見る nobue(@nobuchin21)がシェアした投稿波佐見焼や美濃焼などを使ったワンプレートの写真がどれも素敵なnobue(@nobuchin21)さんのInstagram。うつわに盛り付けられているのは、卵焼きや焼き魚、ほうれん草の白和えなど、おなじみのおかずが多いのですが、本当に美味しそう。「こんなカフェがあったら通いたい」と思ってしまうような見せ方です。毎日の生活を楽しんでいる様子が伝わってきます。 毎日の食事をワンプレートに盛り付けてオシャレに見せたい方に。とても参考になりますよ。  sechi_ko(@sechi_ko)さん この投稿をInstagramで見る chika(@sechi_ko)がシェアした投稿お気に入りのコーヒーとうつわと共に、読書記録をアップされているsechi_ko(@sechi_ko)さんのInstagram。コーヒーを淹れ、カップ&ソーサーでいただきながら過ごす読書の時間……憧れのていねいなライフスタイルが見えるようです。持っているうつわの点数がそんなになくても、本という自分の好きなものと組み合わせることと、背景をシンプルにすることでスタイリッシュな写真に仕上がっています。 Toracieでのグラス・カップの取り扱いはこちら。https://toracie.net/products/list?category_id=&name=カップ to-co(@to_co105)さん この投稿をInstagramで見る to-co(@to_co105)がシェアした投稿最後にご紹介したいのは、おそらく食卓に出す直前、流しの横のスペースで撮影しているto-co(@to_co105)さんのInstagram。ともすれば雑然となりがちな場所で、ご飯もいわゆる家庭料理。それが、レトロな雰囲気のタイルの壁と、整然と片付けられた背景の食器かごやカトラリーを背景に、なんとも味のある雰囲気の写真に仕上がっています。まさに個性の勝利です。 今回は、いろいろな切り口で、うつわとの暮らしを楽しまれているInstagramのアカウントをご紹介しました。その根底にあるのは「うつわが好き」なことではないでしょうか。せっかくご縁があって自分の手元に来たうつわ。そんなお気に入りの器を引き立たせるアイディアをぜひ考えてみてくださいね。

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  • 萩焼の使い始めやお手入れ方法について

    「萩焼」といえば、土の風合いを生かした形や色を「そのまま」味わう素朴さが魅力の焼物。茶器として発展してきた萩焼は、自分で「育てる」器の楽しさがある器とも言われます。萩焼は吸水性の高い柔らかな器。使い込むほどに色が変わるのは、器に入れたものの色が器に入るからです。今回は、萩焼の使い始めからお手入れ方法を詳しく解説します。萩焼を長く使い、美しく育てるために、ぜひ参考にしてみてくださいね。萩焼の特徴「萩焼からお茶が漏れた」「縁がボロボロになってしまった」……実はこんなお問い合わせがよくあります。萩焼は、大道土(だいどうつち)と見島土(みしまつち)、そして金峯土(みたけつち)という3つの土を混合して作ります。これらの土の配合により、吸水性の高い柔らかな器が生まれるのです。柔らかいということは、目が粗く、土の粒子の間が締まっていないということ。つまり、目に見えない細かいすき間がたくさんあるのです。さらに器の表面にかかる釉薬には「貫入」という細かなヒビがあります。そのため、水もれはよくあることですし、手荒に使うとすぐ欠けてしまいます。「そんな器、欠陥品では?」と思われるかもしれません。しかし、萩焼はそれを上回るメリットがあるからこそ、長く受け継がれてきました。例えば、柔らかい手触りや、使い込むほどに味わい深くなる見た目。器の中に空洞があるため軽く、熱が伝わりにくく、持ったときに火傷しにくいことなどです。端が欠けた器も「味」として愛されてきました。漏れがなくなるまで茶を注ぎ、それで使い込むほどに味が出て、価値が上がるのが「萩焼」の特徴なのです。萩焼・使い始めのお手入れ萩焼はもともと茶器として発展してきた焼物です。その脆さや水漏れこそが「味」だと言われても、日常的に使いたい場合は水漏ればかりしてたら困りますよね。そこで、最近では、あらかじめ水漏れ防止のために撥水加工をしている器も増えてきました。しかし、気に入った器が加工されていない場合は自分でする必要があります。古くから行われている方法は、お鍋やボウルに重湯やフノリ、片栗粉を熱湯で溶いたものに器を漬けて半日~1日程度浸透させる方法です。すき間に成分が浸透することで漏れを抑えることができます。いずれも食用なので安心です。・重湯:ご飯に対し10倍程度の水で煮てペースト状にしたもの・フノリ:海藻から作られた板状の糊。煮ることでペースト状に・片栗粉:水溶き片栗粉を熱湯で溶くことで、とろみがでます器に十分浸透したら、水洗いし、風通しのよいところで自然乾燥させます。場合によっては一度の作業では漏れが止まらないかもしれません。その時は何度か繰り返してみましょう。また、使っているうちに水洗いですき間に浸透した成分が流れ出てしまうと、また水漏れしてきます。使い初めだけでなく、使っている途中でも水漏れが気になるようであれば、この作業を行いましょう。萩焼・日常のお手入れ萩焼はとても繊細な器です。日常的にもお手入れに気を付ける必要があります。萩焼を使う前萩焼は、重湯などで水漏れの対応をしていたとしても、貫入などには料理や飲み物の水分が染み込みやすい状態です。そのため、使う前には半日くらい水にひたしておきましょう。その後、十分に乾燥させてから使うのがポイントです。つまり「萩焼を使おう」と思ったら、その前日から準備する!と覚えておいてください。萩焼を使う時萩焼は耐熱食器ではありませんので、オーブンは使用できませんが、電子レンジは使うことができます。ただし、飲み物や食べ物の水分を吸収しやすい器なので、保存用には向きません。萩焼を使い終わったら萩焼を使い終わったら、器の汚れや油分をペーパータオルで拭き取り、柔らかいスポンジを使って中性洗剤で洗いましょう。たわしなどは器を傷つけるので使わないでください。優しく洗うのがポイントです。なお、基本的に食洗器は使えません。萩焼は漂白液の使用ができませんので、器に汚れが染み込む前に洗う必要があります。カビ防止のために、すすぎ終わったあとの器は熱湯に通してから、風通しの良い場所で十分乾燥させましょう。殺菌したい場合は鍋に水をはってから萩焼を入れて煮立たせる煮沸消毒がオススメです。煮沸した場合は、水で冷やすことはせず、自然に冷めるまで待ちましょう。冷めたら器を取り出してしっかりと拭いて表面の水分を取り、自然乾燥させます。日常的にお手入れが必要な萩焼は「扱いが面倒」と思われるかもしれません。しかし「手のかかる子ほどかわいい」と言われるように、これらのお手入れを前提に使うことで、愛情が湧き、その変化を「味」として楽しめるようになります。「器を育てる」ことを教えてくれるからこそ、萩焼は17世紀から400年以上にわたって愛されてきたのです。ぜひ、次の器には萩焼を使ってみませんか?toracieでも「萩焼」の商品を取り扱っています。人気の窯元を厳選したラインナップで、伝統的な萩焼の意匠から、新たなデザインまでさまざま。例えばカップや湯呑、お茶碗を特別な日だけ「萩焼」にしてみるのも素敵ですね。https://toracie.net/products/list?category_id=25

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  • お皿を買ったら使い始めにやりたいこと

    自分の元に来てくれた素敵なうつわ。せっかくだから、長持ちさせたいですよね。今回は、お皿を買ったら使い始めにしておきたいことを、うつわの種類別に解説します。「お手入れなんて面倒」と思うかもしれませんが、使い始めのお手入れをきちんとすることで、最初の風合いを長持ちさせられます。それに何より、手間ひまかけてうつわを大事にすることで愛着も生まれますよ。・陶器「やきもののお手入れ」と聞いて、一番最初に思い浮かぶのは陶器ではないでしょうか。温かみのある風合いで、食材の美しさを引き立ててくれる陶器。「陶土」と呼ばれる土から作られる陶器は、別名「土もの」とも呼ばれます。陶器で有名なのは萩焼。最近人気の波佐見焼や小石原焼、沖縄のやちむんなども陶器が多いです。いずれも独特の風合いでおしゃれな人気の器ですね。陶器は、磁器と比べると厚手で土の密度が低いので、すき間に水分を吸い込みやすいのが特徴。そのため、買った後いきなり使うと、水分が染み出したり、食材のにおいや色がついてしまうことがあります。例えば醤油皿を買ったからといって、そのまま醤油を注いでしまうと、醤油を吸い取ってしまうのです。買ったときの状態をできるだけ維持したい場合は、使い始めに「目止め」を行いましょう。使い始めには「目止め」「目止め」は、米のとぎ汁などのデンプン質で器の表面をコーティングし、うつわのすき間をふさぐ処理です。使い始めに目止め処理をしておくと、水分の侵入をある程度防ぐことができますので、最初の風合いを長持ちさせられます。(ただし、完全にふさぐことはできません。)お皿などの食器と、土鍋は目止めの方法が少し違いますので、ここではお皿の目止めについて解説します。(1)お皿が入るくらいのお鍋を用意します(2)鍋の底が見えないくらいの濃さのお米のとぎ汁(もしくは小麦粉や片栗粉を溶いた水※1リットルに対し、大さじ1杯が目安)をお皿がかぶるくらい入れます(3)弱火~中火ほどの火加減でじっくりと温め、20分ほど煮沸します(4)鍋ごとそのまま冷まします(5)冷めたらお皿のぬめり洗い流して水分を拭き取ってから、自然乾燥させます。高台があるお皿の場合は裏返して干すのがおすすめです。たくさんの器を入れると、お鍋の中で煮るときにぶつかり合って割れることがあります。余裕をもって入れ、破損を防ぐには、お皿同士の間にキッチンペーパーを挟むのも効果的です。冷ますときは温度が下がるのを待ちましょう。水をかけるなどして急に冷ますと器が割れることがあります。もし、お皿が入るサイズの鍋がない場合は、洗面器や桶などを使用しましょう。お米のとぎ汁を鍋で温めて沸騰させてから洗面器に入れ、その中に器を浸します。あるいは、温めたとぎ汁をそのまま器に注ぎます。冷まして洗い、乾燥させるところは同じ手順です。1度で目が埋まらない場合は、何度か繰り返します。その後は、使う前に水に浸してから使うと、長持ちさせることができます。お皿の使用頻度にもよりますが、年に1~2度ほど定期的に目止めを行なうとより効果的です。しかし、目止めをしたからといって、においが強かったり、色が濃い食材や液体を、長い時間器に触れた状態にすることは避けましょう。また、つけ置き洗いは厳禁です。「目止め」は絶対に必要?目止めをすべきかどうかは、うつわの取扱説明書を確認してください。というのも、陶器の中でも、使っている釉薬の種類や、焼き方によっては、目止め不要のものもあるからです。また、目止めの方法が間違っていたりすると、逆ににおいやカビの原因になることもあります。もし、説明書が手元にない場合は、陶房やメーカーに確認してみましょう。toracieでは、お皿だけでなく、湯呑やお茶碗、お子様用の食器など、約200点の陶器を扱っています。いずれも陶房の個性が光る、素敵な器ばかりです。ぜひチェックしてみてくださいね。https://toracie.net/products/list?category_id=&name=%E9%99%B6%E5%99%A8・磁器/半磁器磁器は、陶器とは異なり「石」からできています。そのため、強度も強く吸水性もほぼありません。半磁器は、土と石の両方をブレンドした原料を使っています。陶器のような印象を持ちながら、磁器の強度を持つうつわです。磁器や半磁器の特徴は「丈夫なこと」。オーブンや電子レンジで使用できるものが多くあります。陶器とは異なり、器のすき間が開いていないので「目止め」のような使いはじめの処理は不要です。洗ってそのままお使いいただけます。・漆器漆器の歴史は古く、日本では縄文時代から使われていたと言います。華やかで高級なイメージがありますが、実はとても丈夫で機能的な器です。漆器の取り扱い方は簡単です。買ったら基本的にそのまま洗って使えます。もし、漆のにおいが気になる場合は、以下の方法を試してみましょう。・米のとぎ汁に一晩漬ける・米びつに入れる・風通しの良い場所で2~3日陰干しする普段のお手入れは、普通の食器と同様に手で洗います。洗った後に乾いた布で拭きあげると、ツヤが出るだけでなく長持ちしますよ。toracieでは、漆器デビューにぴったりな天然木製・天然漆のお椀をご用意。お手入れ次第で一生モノとしてお使いいただけますよ。ぜひご覧ください。https://toracie.net/products/list?category_id=&name=%E6%BC%86・ガラス一口で「ガラス」といっても、地域や国ごとにさまざまな製造方法や成形方法があります。そのため使い方はさまざま。ほとんどのガラスは「ソーダガラス」といって、温度差と衝撃に弱く、熱湯などを注ぐと割れてしまいます。しかし、耐熱ガラスであれば電子レンジが使えますし、ものによってはオーブンや直火も使用できます。ガラス製品の使い初めのお手入れは、台所用中性洗剤もしくはガラス専用洗剤を使って水洗いすること。洗うときは柔らかいスポンジを使ってください。すすぐときはぬるま湯を使うと、ガラスの輝きが増します。水を切ったら、まだ湿っているうちに乾いたふきんで拭きあげましょう。洗った後、そのままにしておくと、水滴が乾く際に成分が表面に残って水アカとなります。ガラスを曇らせずクリアに保つためには、乾く前に水分を拭き取りましょう。強化ガラスや耐熱ガラスについては、他のガラスよりは丈夫ですが衝撃には弱いです。丁寧に取り扱うようにしましょう。toracieでは、やちむんと同じくぽってりとした風合いが人気の「琉球ガラス」を中心に、食卓を彩るガラスのうつわを取り揃えています。ぜひご覧ください。https://toracie.net/products/list?category_id=&name=%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%B9うつわをお手入れしながら使うことを「育てる」とも言います。例えば萩焼は、貫入に色が入って風合いが変わることを「萩の七化け」ともいい、自分だけの経年劣化を楽しむところまでセットです。器の使い始めのお手入れは「これからよろしくお願いします」という挨拶といったところでしょうか。お手入れが必要な器には、しっかりと対応して「あなただけの器」を育てていきましょう。

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  • おうち時間を楽しむ食器・ごほうびうつわでお出かけ気分はいかが?

    外出や旅行が制限される中で、お取り寄せをして旅気分を味わう方が増えています。ネットショップで買うのは、地方の特産品や、これまでは旅のお土産で買っていたものなど。好きな場所や旅先を感じられるものを生活に取り入れることで、気分も華やぎますよね。全国のうつわを扱うToraiceでは、好きな場所・いってみたい場所のうつわを使うことをご提案。毎日使う食器を変えることで、おうち時間を楽しんでみませんか?せっかくだから「おうち時間」を楽しみたいなかなか収束が見えないコロナ禍の中で、おうちで過ごす時間が増えています。どうせお家にいるのだったら、少しでも楽しく過ごしたいですよね。おうち時間を充実させる過ごし方のご提案です。まずお片付けで「おうち空間」をリフレッシュこんな時だからこそ、普段できないおうちのメンテナンスや模様替え、お掃除などに取り組んでみてはいかがでしょうか。クローゼット、本棚、食器棚、下駄箱……ふだん何気なく使っているアイテムを一度全部取り出して、断捨離をする良い機会です。ごちゃごちゃしがちな場所がスッキリするだけで、気分もさわやかになりますよ。いきなり大掛かりに取り組んでも挫折してしまうので、例えば「今日はあの一段だけ」など、日ごとに小刻みに範囲を決めて取り組んでみましょう。お片付けが進むとどんどん楽しくなりますよ。新鮮な気分を取り入れるアイテムをリフレッシュした空間には、新鮮な気分を取り入れるアイテムを購入してみるのはいかがでしょう。例えば、カーテンやベッドリネンなど、お部屋の中で大きな面積を占めるものを新調してみると、お部屋の雰囲気ががらりと変わります。いつもお家で過ごす服を変えてみるのもいいですね。とはいえ、インテリアやルームウェアを揃えるのは予算的に厳しいかもしれません。そこで、当店でお勧めしたいのは、いつも目にする食器を新しいものにしてみること。自分の好きな食器でご飯をいただいたり、絵柄が可愛いものを飾ってみたり。食事は毎日のことなので、食器の色柄が変わるだけでいつもの食事も気分が上がり美味しく感じますよ。自分が好きな場所や、行ってみたいと思っている場所の食器を、食材と共にお取り寄せはいかがでしょうか。おうち時間が増えたからこそ、お気に入りのうつわと共に心地よいひとときをお過ごしくださいね。おうち時間を明るく楽しく!Toraiceのおすすめうつわの紹介Toraiceでは今回、人気の旅先である福岡と沖縄のうつわをご紹介します。また行ける日を楽しみに、おうち時間を過ごしてみませんか?【福岡・小石原焼】翁明窯元 リム皿 小 刷毛目 フラシhttps://toracie.net/products/detail/742小石原焼(こいしわらやき)は、福岡県の朝倉郡東峰村(とうほうむら)で作られている陶器で、約350年の歴史があります。陶器でありながら磁器のように薄くて軽く、飛び鉋 (がんな)や刷毛目 (はけめ)、櫛目(くしめ)など、ろくろをまわしながら入れる文様が特徴的な焼物です。福岡のお土産品としても人気が高く、高級ホテルのアメニティにも採用されています。翁明(おうめい)窯元は、鬼丸翁明により1983年に開窯。小石原に受け継がれる匠の技と心を伝承し、親子2代で作陶しています。こちらの文様は、ろくろを回しながら、化粧土が乾く前に刷毛で等間隔に模様を入れていく「刷毛目 (はけめ)」の技法。お皿のふちと中に入った花びらのような模様が、レトロな風合いなのにモダンな感覚です。リム皿の「リム」とは、お皿の縁のこと。段差をつけることで、お皿を持った時に指が料理に触れないようにつけらました。リムがあることで、お料理を盛りつけた時に縁の余白が額縁のようになり、食材を印象的に見せてくれます。まさに「映え」のためのお皿。こちらのお皿の場合は、縁の刷毛目模様が存在感がはっきりとしたアクセントになりますね。サイズは直径19.5cm。何をのせても絵になりそうです。深さが2.5cmあるので、ちょっとしたおかずを盛り付けるのにもちょうどよいですね。例えばお魚の切り身をバター焼きにして、焼き野菜とともに盛り付けたら、あっというまにビストロのメイン料理になりそう。お皿部分にも刷毛目があるので、それを見せるために一回り小さなケーキやスイーツの盛り付けをしてみても素敵です。テイクアウトしたご褒美ケーキや、コンビニで買った新商品スイーツ、このお皿に盛りつけることで、オシャレなカフェメニューに変身!こちらのリム皿は、食洗器もレンジもOKと、日用的に使い勝手が良いところもポイントです。【福岡・小石原焼】早川窯 ココット 飛び鉋https://toracie.net/products/detail/10小石原焼のなかでも、早川窯(はやかわがま)の作るココットは、30年以上前から作り続けているロングセラー商品。電子レンジ500Wで1分、あっという間に目玉焼きができて、そのまま食卓に出せるという便利さです。素晴らしいのは、レンジにかけてもこの取っ手が熱くならないこと。さらに、表面がツルツルなので、汚れがスルッと取れてお手入れが簡単であること。目玉焼きだけじゃなく、温野菜もあっという間。オーブンでグラタンやチーズ焼きなどもできます。毎日の食卓で大活躍間違いなしですね。こんなに機能的なのに、見た目の可愛さも兼ね備えています。表面の文様は、小石原焼の伝統技法である「飛び鉋 (がんな)」でつけられた文様。ろくろを回しながら、カンナの刃先で規則的に化粧土を削いで、幾何学文様を彫る技法です。NHK-BS「イッピン」で紹介されたことで、人気にさらに火が付き、手に入りにくい品になっています。今のうちですよ。Toraiceでは、他にも「小石原焼」の器をそろえています。よかったらご覧ください。https://toracie.net/products/list?category_id=23【沖縄・やちむん】やまばれ陶房 5寸皿続いては沖縄県のうつわ「やちむん」の紹介です。ぽってりした風合いと、懐かしいカンジが人気のやちむん。現在、沖縄県の各地で多くの工房が個性的な器をどんどん発表しています。こちらは石垣島の「やまばれ陶房」からの一品。全てを一人で作陶されており、石垣島の粘土を精製し作られています。八重山の海をイメージしたミルキーなブルーと、砂浜を思わせる縁がこの陶房の代表的なデザイン。直径15cmの小ぶりなお皿は何を載せてもしっくりきそうです。でもここは沖縄産のマンゴーや、石垣島パイン、パッションフルーツやたんかんなど、南国フルーツで楽しんでみては。心はすぐに沖縄気分になれそうです。【沖縄・やちむん】工房くばやー ハイビスカス 中皿https://toracie.net/products/detail/457工房くばやーは、やちむんのなかでも、絵柄が特徴的なうつわを作っている陶房です。もともとは、沖縄県の北部に位置する「やんばる」で創業したカフェで、お客様に提供するため器の制作を始めました。その器が評判となり、工房として器を提供するようになったという経緯があります。こちらのお皿は、沖縄の焼き物の伝統的な技法で、ひとつずつ手作業で施されたアカバナ(ハイビスカス)の柄が印象的。こげ茶色とのツートンカラーがデザイン性たっぷり。沖縄の黒糖を使ったお菓子や、カステラなど焼き菓子をのせるピタリとはまりそう。同じ柄のマグカップ(https://toracie.net/products/detail/459 )とセットにすれば、やんばるのカフェ気分が楽しめますよ。【沖縄・やちむん】うるま陶器 茶碗https://toracie.net/products/detail/517最後にご紹介するのは、沖縄本島のうるま市にある「うるま陶器」の青い器です。この青は、沖縄の海をイメージした「うるまブルー」といって優しい色味が特徴。海と砂浜を表現したかのようなカラーリングと、器の底に琉球ガラスをあしらった宝石のような透明感が魅力です。丸みを帯びた形は柔らかな印象。この茶碗を単品で使うなら、かき氷やアイスクリームなど冷たいスイーツを盛り付けたり、カフェオレボウルとして使ってみるのはいかがでしょう。お食事に使うなら、ぜひ他のシリーズも揃えてみては。食卓のイメージをがらっと変えられそうです。https://toracie.net/products/list?category_id=117Toraiceでは、他にも「やちむん」の器をそろえています。よかったらご覧くださいね。https://toracie.net/products/list?category_id=24今はまだ、気軽に旅行に行けない状況だからこそ、おうち時間を気持ちよく過ごすために、ちょっとしたアイテムを取り入れてみてはいかがでしょう。Toraiceでは、全国の素敵な器を陶房さんから直接買い付けています。いつもの食卓に新しいうつわを取り入れることで、お洒落で楽しく過ごす時間のお手伝いができれば幸いです。https://toracie.net/

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  • 食器のお手入れに関する基礎知識

    キッチンや食器棚は、湿気がこもりがちな場所です。特に梅雨の季節は、食器にカビが生えやすい時期でもあります。カビは、洗い残しや食器に残った水分などが原因で発生します。一度発生すると取り除くことは難しいので、日頃から正しい取り扱い方を学んで予防することが大切です。食器の取り扱いについて、必要な基礎知識を身につけていきましょう。食器のお手入れに関する基礎知識料理はうつわに入れたものを、箸やカトラリーを使って食べます。そうした料理の道具は、長く使えることを期待して購入しますが、長く使っているとどうしても何らかの事故が起きがちです。まずは食器を扱うときの心構えと、素材ごとのお手入れを理解しましょう。食器を扱うときに心がけたいこと食器を扱う際には、以下の3つを心がけましょう。爪を切り、指輪や時計、ネックレスといった手や腕につけているアクセサリーを外しましょう。食器に傷がついたり、身につけたアクセサリーが食器に引っかかって落下することを防ぐためです。畳やテーブルの上に置くときは、最後に指をそっと抜くように扱います。収納するときは、手を肘までしっかり洗いましょう。陶器や漆器は、うつわについた皮脂から、カビが生えてくることがあります。食器のお手入れ方法は素材によって違う食器は素材によって、適した使い方やお手入れが異なります。食器に使われる素材にはさまざまありますが、以下の食器ごとの手入れの仕方について解説した記事を用意しているのでご確認ください。陶器磁器漆器ガラス食器木の器解説記事では使い始めから収納までを次の4つの段階に分けています。使う前(新しく使い始めるときを含めます)使うとき洗うときしまうとき(お手入れ) 陶器のお手入れの仕方は?https://toracie.net/blog/oteiretoki磁器のお手入れの仕方は?https://toracie.net/blog/oteirejiki漆器のお手入れの仕方は?https://toracie.net/blog/oteireshikkiガラス食器のお手入れの仕方は?https://toracie.net/blog/oteireglass木製の食器のお手入れの仕方は?https://toracie.net/blog/oteiremokusei食器を長く使うためにも、素材ごと、段階ごとの正しいお手入れ方法を覚えて、実践しましょう。

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  • 梅雨の時期だからこそ気をつけたいこと食器の手入れ

    梅雨の時期、うつわやうつわを扱い保管するキッチンや食器棚、うつわを収納している木箱には、湿気がこもりがちです。こんなとき、最も気をつけたいのは「カビ」。カビは、うつわに残っている洗い残しやうつわを敷いているふきんなどが吸った湿気で発生します。洗い残しがないよう、うつわを丁寧に洗うこと、洗った後はしっかりと乾燥させることが大切です。また、意外にも食器棚や収納している木箱にもカビが発生するので、棚の後ろや木箱の中に除湿剤を置く、うつわを敷くふきんや除湿シートなどはこまめに交換するなどの対策も欠かせません。食器棚や収納している木箱で発生したカビが、何らかの拍子でうつわに移らないとも限らないからです。もし陶器や磁器でカビが出てきてしまった場合、うつわを洗って熱湯で消毒します。それでも取れないときは薄めた漂白剤に浸し、しっかりすすいだあと天日干しで乾燥させましょう。木製の食器でカビが発生したら、70~80%の濃度のアルコールをキッチンペーパーかふきんに染み込ませたもので拭き、水ですすいでしっかり乾かしましょう。器の種類別でのお手入れ方法も解説していますのでこちらもご確認ください。陶器のお手入れの仕方は?https://toracie.net/blog/oteiretoki磁器のお手入れの仕方は?https://toracie.net/blog/oteirejiki漆器のお手入れの仕方は?https://toracie.net/blog/oteireshikkiガラス食器のお手入れの仕方は?https://toracie.net/blog/oteireglass木製の食器のお手入れの仕方は?https://toracie.net/blog/oteiremokusei<参考文献>『生活雑貨を修理する本(THE修理 なんでも自分で直す本)』株式会社地球丸 2005年『日本料理 基礎から学ぶ器と盛り付け』畑 耕一郎 柴田書店 2009年『えらぶ つかう 楽しむ 毎日のうつわ』遠藤 文香 日本文芸社 2011年『民藝の教科書1 うつわ』萩原 健太郎 グラフィック社 2012年『民藝の教科書3 木と漆』萩原 健太郎 グラフィック社 2012年『料理人のための和食の器・扱い方ハンドブック』 遠藤 十士夫 旭屋出版 2013『台所道具を一生ものにする手入れ術』日野 明子 誠文堂新光社 2014年『ていねいに暮らしたい人の、「一生使える」器選び(講談社+α文庫)』内木 孝一 講談社 2015年『和食器のきほん―改訂版―テーブルコーディネートアイテム:豊富な種類と産地、揃え方と扱い方、上手なしつらえまで』浜 裕子 誠文堂新光社 2017年『洋食器のきほん―テーブルコーディネートアイテム:ヨーロッパの名窯からメイドインジャパンの器まで、上手な揃え方と食卓演出』浜 裕子 誠文堂新光社 2018年『クロワッサン 2020年11/10号No.1032 [料理を一層、美味しくする うつわ。] 』 P50~51『暮らしの図鑑 ガラス 楽しむ工夫×基礎知識×注目の作家・ブランド50』みつま ともこ 翔泳社 2020年『暮らしの図鑑 うつわ 楽しむ工夫×注目作家55人×基礎知識』コハルアン 翔泳社 2020年

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  • ガラス食器のお手入れの仕方は?

    ガラス食器は、石を細かく砕いた珪砂(けいさ)、草木を燃やしてできるソーダ灰、石灰を混ぜ、高温で溶かし、形作ったものです。日本では、江戸時代から作られるようになり、時代が進むにつれて安価なものが流通するようになりました。ガラス食器は、透明感があり、酸やアルカリなどの薬品にも比較的強いため使いやすいですが、傷ついたり壊れやすいのが特徴です。使う前柔らかい布で拭きながら、欠けやチップがないか確認しましょう。キッチン用の中性洗剤で洗い、ぬるま湯ですすぎましょう。使うとき割れやすいので、熱い料理を直接盛ることは避けます。熱い液体などを注ぐときは、箸やスプーンなどを伝わせて注ぐと割れることがありません。洗うとき洗うときに壊すことが多いので、蛇口にぶつけないようしたり、他の食器と分けて洗うようにしたりするなどの配慮も必要です。また、熱湯や急激な温度変化に弱いので、水温にも気をつけましょう。柔らかいスポンジや布などを使い、中性洗剤で洗います。※煮沸やたわしなど硬い道具で洗うのはNGです。また、細かい傷がついてしまうので、食器洗浄機を使うことは避けたほうがよいでしょう。しまうとき水分が表面に残っていると水アカとなり、ガラスが曇ってしまいます。洗ったら、軽く水気を切ってふきんに伏せて乾かすか、すぐに拭き取るようにしましょう。直接重ねるとヒビが入るので、重ねて収納するときは、薄紙やキッチンペーパーなどの柔らかい紙を挟みましょう。陶磁器や漆器と違い、カビなどが付いても洗い流せるので、お手入れは特に必要ありません。<参考文献>『生活雑貨を修理する本(THE修理 なんでも自分で直す本)』株式会社地球丸 2005年『日本料理 基礎から学ぶ器と盛り付け』畑 耕一郎 柴田書店 2009年『えらぶ つかう 楽しむ 毎日のうつわ』遠藤 文香 日本文芸社 2011年『民藝の教科書1 うつわ』萩原 健太郎 グラフィック社 2012年『民藝の教科書3 木と漆』萩原 健太郎 グラフィック社 2012年『料理人のための和食の器・扱い方ハンドブック』 遠藤 十士夫 旭屋出版 2013『台所道具を一生ものにする手入れ術』日野 明子 誠文堂新光社 2014年『ていねいに暮らしたい人の、「一生使える」器選び(講談社+α文庫)』内木 孝一 講談社 2015年『和食器のきほん―改訂版―テーブルコーディネートアイテム:豊富な種類と産地、揃え方と扱い方、上手なしつらえまで』浜 裕子 誠文堂新光社 2017年『洋食器のきほん―テーブルコーディネートアイテム:ヨーロッパの名窯からメイドインジャパンの器まで、上手な揃え方と食卓演出』浜 裕子 誠文堂新光社 2018年『クロワッサン 2020年11/10号No.1032 [料理を一層、美味しくする うつわ。] 』 P50~51『暮らしの図鑑 ガラス 楽しむ工夫×基礎知識×注目の作家・ブランド50』みつま ともこ 翔泳社 2020年『暮らしの図鑑 うつわ 楽しむ工夫×注目作家55人×基礎知識』コハルアン 翔泳社 2020年

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  • 漆器のお手入れの仕方は?

    漆器は、木をくり抜いて乾かしたものに漆を何回も塗り重ねて仕上げた食器です。漆の歴史は古く、縄文・弥生時代には既に漆を全面に塗った櫛、椀、弓などが使われていたことが、古墳などの出土品から明らかになっています。日本では輪島塗や会津塗などが有名です。傷に弱いですが、酸やアルカリ、熱に強くて軽く、腐食しにくく丈夫です。漆は天然と化学塗料の2種類に分けられますが、いずれも木地がふやけて漆が剥がれるので、長時間水に漬けっぱなしにするのは避けましょう。使う前熱いものを入れるのは避け、常温のものから徐々に慣らしましょう。天然の漆が使われたものだとニオイはありませんが、合成樹脂製の器は、買ってすぐのころだと塗料や素材のニオイが気になるかもしれません。そんなときは、以下の3つの方法のいずれか、もしくは組み合わせることで気にならなくなります。箱から出し、直射日光を避けて数日置く。生酢を染み込ませた柔らかい布で拭く。薄めの酢水のなかで洗ってよくすすぎ、拭いてひと晩乾かす。使うとき柔らかい布を使ってぬるま湯でサッと洗い、別の柔らかい布で水分を拭き取るなどの準備が必要です。漆器は丈夫なうつわですが急激な温度変化に弱く、すぐ使うと変色したり亀裂が入ってしまったりする恐れがあるためです。長時間収納しておいたものや寒い場所に保管していたものを出した場合は、この手順を守りましょう。※熱湯を注ぐ、オーブンや電子レンジにかける、直射日光や乾燥、ガスコンロの熱、金属との接触といった行為は避けてください。洗うとき使い終わったら、すぐにキッチン用の中性洗剤を使って、柔らかいスポンジまたは柔らかい布を使って手洗いをします。洗うときは、以下の注意事項を守りましょう。蒔絵や螺鈿など装飾が施されているところは、強くこすらない。汚れが強い場合には湯の温度を上げて洗う。洗剤は使用しない。洗剤を洗い流すときに、熱湯をかけるとシミになるので気をつけること。研磨剤入りの洗剤やナイロンたわしは使わないこと。長時間水に浸けたり、水気がついたままにするのは避け、洗ったらすぐに拭くこと。カビの原因になるので、皮脂をつけないように拭くこと。しまうとき洗い終わったらタオルの上に置き、ひと晩を目安に陰干しするか、ガーゼなど糊のついていない柔らかい布でよく拭きます。普段使いのうつわは、うつわの間に薄紙などを挟んで重ねて収納します。決して、材質が違う陶磁器や磁器と重ねず、漆器同士でも柔らかい紙などを挟んで、出し入れしやすい場所に収納しましょう。季節に合わせて使うものや年に数回しか使わない器は、和紙で包み、さらに布で包んで木箱(桐箱が最もよい)に収め、湿気や冷暖房のない場所で保管します。箱に収納した漆器は、1年に2度ほど取り出し、ぬるま湯で洗って磨きます。時期は、夏の土用の頃(7月下旬)と、正月前がよいでしょう。<参考文献>『生活雑貨を修理する本(THE修理 なんでも自分で直す本)』株式会社地球丸 2005年『日本料理 基礎から学ぶ器と盛り付け』畑 耕一郎 柴田書店 2009年『えらぶ つかう 楽しむ 毎日のうつわ』遠藤 文香 日本文芸社 2011年『民藝の教科書1 うつわ』萩原 健太郎 グラフィック社 2012年『民藝の教科書3 木と漆』萩原 健太郎 グラフィック社 2012年『料理人のための和食の器・扱い方ハンドブック』 遠藤 十士夫 旭屋出版 2013『台所道具を一生ものにする手入れ術』日野 明子 誠文堂新光社 2014年『ていねいに暮らしたい人の、「一生使える」器選び(講談社+α文庫)』内木 孝一 講談社 2015年『和食器のきほん―改訂版―テーブルコーディネートアイテム:豊富な種類と産地、揃え方と扱い方、上手なしつらえまで』浜 裕子 誠文堂新光社 2017年『洋食器のきほん―テーブルコーディネートアイテム:ヨーロッパの名窯からメイドインジャパンの器まで、上手な揃え方と食卓演出』浜 裕子 誠文堂新光社 2018年『クロワッサン 2020年11/10号No.1032 [料理を一層、美味しくする うつわ。] 』 P50~51『暮らしの図鑑 ガラス 楽しむ工夫×基礎知識×注目の作家・ブランド50』みつま ともこ 翔泳社 2020年『暮らしの図鑑 うつわ 楽しむ工夫×注目作家55人×基礎知識』コハルアン 翔泳社 2020年

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  • 陶器のお手入れの仕方は?

    陶器とは、粘土質の土を成形後に乾燥させ、約1,100~1,300℃で焼いたものです。通称「土もの」と呼ばれ、軽く叩くと「ぼてぼて」と濁った音がします。日本では5世紀頃から作られていて、愛知県の瀬戸、唐津焼、美濃焼、萩焼などが知られています。吸水性がありますが透光性はなく、どこかどっしりとした見た目と厚みがあるのが特徴です。また陶器には、焼き締めと呼ばれる、釉薬がかかっていないものと釉薬がかかっているものとがあります。釉薬には装飾以外に、表面を覆って吸水を抑える役割もあります。使う前まれにうつわの底にざらつきがある場合があります。店頭に並んでいるうつわのほとんどは、窯元さんやお店などで整えられていますが、うつわの底にざらつきがあるまま使用すると、テーブルや他のうつわが傷つく恐れがあります。目の細かい紙やすりをかける(80番)か、他の食器の底と擦り合わせて滑らかにします。豆知識食器の底裏などに貼られているシールが取りにくい場合は、ドライヤーで温風をあてるか、水につけてふやかすとキレイに剥がせます。陶器と磁器の両方の性質を持つ半磁器は、陶器と同じ方法で取り扱いましょう。使うとき多孔質で粒子が粗く、水分を吸収しやすいため、買ってきてすぐに料理を盛ると、シミができてしまいます。油や汁の染み込み、シミやニオイがつくのを避けるためにも、水に浸し、拭いてから使いましょう。焼き締めなど釉薬をかけていないうつわや、表面に細かいヒビが入った貫入(かんにゅう)と呼ばれるうつわに揚げものを盛る場合は、敷紙を使うのがオススメです。※いろいろな書籍やネット記事では、「米のとぎ汁で20~30分煮沸するとヒビ割れしない」と書かれていますが、キレイに乾かなければカビの原因になるので、気になる方は避けたほうがよいでしょう。○オーブン、電子レンジの使用基本的には使えませんが、最近では使える陶器も出てきたので、購入したお店やオンラインショップなどで聞いてみましょう。洗うときキッチン用の中性洗剤を使い、スポンジでひとつずつ丁寧に洗います。釉薬がかかっていないうつわはたわしでゴシゴシ洗ってもOKです。注ぎ口や取っ手のあるものは、軽く当たっただけで欠けてしまうので、うつわ同士をぶつけないようにしましょう。○食器洗浄機水圧により他のうつわとぶつかり、傷や欠けが発生する可能性が高いので、食器洗浄機は使わず、手洗いを。しまうときふきんでよく拭き、しっかり乾かした後収納しましょう。水気が残ったまま片付けると、カビやシミの原因になることも。すすいだ後、サッと熱湯をかけると早く乾きます。収納するときは同じ陶器どうし、同じ大きさのものを重ねましょう。傷が気になるかたは、布やキッチンペーパーを挟んでおくのがオススメです。<参考文献>『生活雑貨を修理する本(THE修理 なんでも自分で直す本)』株式会社地球丸 2005年『日本料理 基礎から学ぶ器と盛り付け』畑 耕一郎 柴田書店 2009年『えらぶ つかう 楽しむ 毎日のうつわ』遠藤 文香 日本文芸社 2011年『民藝の教科書1 うつわ』萩原 健太郎 グラフィック社 2012年『民藝の教科書3 木と漆』萩原 健太郎 グラフィック社 2012年『料理人のための和食の器・扱い方ハンドブック』 遠藤 十士夫 旭屋出版 2013『台所道具を一生ものにする手入れ術』日野 明子 誠文堂新光社 2014年『ていねいに暮らしたい人の、「一生使える」器選び(講談社+α文庫)』内木 孝一 講談社 2015年『和食器のきほん―改訂版―テーブルコーディネートアイテム:豊富な種類と産地、揃え方と扱い方、上手なしつらえまで』浜 裕子 誠文堂新光社 2017年『洋食器のきほん―テーブルコーディネートアイテム:ヨーロッパの名窯からメイドインジャパンの器まで、上手な揃え方と食卓演出』浜 裕子 誠文堂新光社 2018年『クロワッサン 2020年11/10号No.1032 [料理を一層、美味しくする うつわ。] 』 P50~51『暮らしの図鑑 ガラス 楽しむ工夫×基礎知識×注目の作家・ブランド50』みつま ともこ 翔泳社 2020年『暮らしの図鑑 うつわ 楽しむ工夫×注目作家55人×基礎知識』コハルアン 翔泳社 2020年

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  • 木製の食器のお手入れの仕方は?

    木製の食器には曲げわっぱ、弁当箱、茶托といったものがあり、日本では大曲の曲げわっぱなどが知られています.また、使われている木材には杉、欅(けやき)、栃、水目桜、栗、黒檀(こくたん)などがあります。使う前もともと表面には、汚れをつきにくくすること、木の反りを防ぐことを目的として油が塗られていますが、使う前に再度植物油(えごま油、くるみ油、オリーブオイルなど)を塗り、余分な油をペーパータオルなどで拭き取ります。これを2~3回繰り返して油をなじませておくと、表面に膜ができて料理を盛ってもシミになりにくく安心です。<白木のうつわや弁当箱>買ったばかりの状態だと乾燥しているうえ、粘り気のある食材であればくっついてしまいます。使い始めから数回は使う前に内側を濡らし、拭いておきましょう。使用後は軽い汚れならお湯で洗い、すぐにふきんで拭きます。油汚れなどがある場合は、お湯に少し漬けてから同様に洗います。油が表面に塗られていない場合、ニオイがつくので、洗剤の使用は避けましょう。十分乾かないと黒ずみやカビができるため、拭いた後は風通しのいい場所で乾かします。使うとき熱いものや匂いの強いものは、できるだけ避けたほうが無難です。○オーブン、電子レンジの使用使用しないようにしましょう。洗うとき水に浸してから、中性洗剤をつけたスポンジでこすり洗いします。しまうときカビが生えやすいので、すぐに水気を拭きよく乾かしてから、湿気のない場所にしまいましょう。収納の際は、紙やビニール袋で包むとよいでしょう。乾燥しすぎると変形したり亀裂が入ったりすることもあるので、直射日光が当たる場所は避けます。年に1度、夏の土用の頃(7月下旬)に風を当てると、木のうつわにこもった湿気が乾いて長持ちします。使っているうちに、表面に塗装された油分が抜けてかさついてくるので、植物油(えごま油、くるみ油、オリーブオイルなど)を塗ると、風合いが保てる上にヒビ割れの防止になります。<参考文献>『生活雑貨を修理する本(THE修理 なんでも自分で直す本)』株式会社地球丸 2005年『日本料理 基礎から学ぶ器と盛り付け』畑 耕一郎 柴田書店 2009年『えらぶ つかう 楽しむ 毎日のうつわ』遠藤 文香 日本文芸社 2011年『民藝の教科書1 うつわ』萩原 健太郎 グラフィック社 2012年『民藝の教科書3 木と漆』萩原 健太郎 グラフィック社 2012年『料理人のための和食の器・扱い方ハンドブック』 遠藤 十士夫 旭屋出版 2013『台所道具を一生ものにする手入れ術』日野 明子 誠文堂新光社 2014年『ていねいに暮らしたい人の、「一生使える」器選び(講談社+α文庫)』内木 孝一 講談社 2015年『和食器のきほん―改訂版―テーブルコーディネートアイテム:豊富な種類と産地、揃え方と扱い方、上手なしつらえまで』浜 裕子 誠文堂新光社 2017年『洋食器のきほん―テーブルコーディネートアイテム:ヨーロッパの名窯からメイドインジャパンの器まで、上手な揃え方と食卓演出』浜 裕子 誠文堂新光社 2018年『クロワッサン 2020年11/10号No.1032 [料理を一層、美味しくする うつわ。] 』 P50~51『暮らしの図鑑 ガラス 楽しむ工夫×基礎知識×注目の作家・ブランド50』みつま ともこ 翔泳社 2020年『暮らしの図鑑 うつわ 楽しむ工夫×注目作家55人×基礎知識』コハルアン 翔泳社 2020年

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  • 磁器のお手入れの仕方は?

    磁器とは、白色粘土に長石、珪石、陶石(とうせき)といったガラス質を含む粉末を加えた素地を、1,300~1,400℃の高温で焼いたものです。通称「石もの」と呼ばれ、叩くと「ぴんぴん」という乾いた金属音がします。17世紀前半に朝鮮から連れてこられた陶工が有田で陶石を発見し、白磁の成形と焼成に成功したことがはじまりで、日本では有田焼、九谷焼、波佐見焼がよく知られています。白くて透明感があり、滑らかな質感と軽さが特徴です。吸水性は低く、油や汁がシミになったり、カビなどの汚れがつきにくかったりして、扱いやすいのが利点です。 使う前表面の汚れをきれいに洗うだけでOK。水に浸すことも煮沸も必要ありません。陶器同様、まれにうつわの底にざらつきがあります。目の細かい紙やすり(80番)をかけるか、他の食器の底と擦り合わせて滑らかにします。使うとき赤絵、色絵など上絵付けされているものは変色しやすいため、酢のものや油ものを長時間盛ったままにしないようにしましょう。○オーブン、電子レンジの使用磁器は硬質なので、電子レンジやオーブンが使えるものもありますが、色絵や金彩、銀彩が施されている場合は使えません。洗うときキッチン用の中性洗剤をつけたスポンジで洗います。茶渋やアクなどは漂白剤を使っても大丈夫です。※色絵や金彩、銀彩、赤絵などの上絵付けされた磁器は、強くこすったり、漂白剤に浸したりすると色があせたり、消えたりするので避けましょう。○食器洗浄機色絵や金彩、銀彩が施されている磁器には使えません。それ以外は、購入したお店やネットショップなどに問い合わせたほうがよいでしょう。しまうとき磁器のみで重ねて収納することが基本です。ただし、丈夫だからと何枚も重ねて収納すると、出し入れのときに危険です。上絵付けがされている磁器は、重ねるときに薄紙などを挟みましょう。<参考文献>『生活雑貨を修理する本(THE修理 なんでも自分で直す本)』株式会社地球丸 2005年『日本料理 基礎から学ぶ器と盛り付け』畑 耕一郎 柴田書店 2009年『えらぶ つかう 楽しむ 毎日のうつわ』遠藤 文香 日本文芸社 2011年『民藝の教科書1 うつわ』萩原 健太郎 グラフィック社 2012年『民藝の教科書3 木と漆』萩原 健太郎 グラフィック社 2012年『料理人のための和食の器・扱い方ハンドブック』 遠藤 十士夫 旭屋出版 2013『台所道具を一生ものにする手入れ術』日野 明子 誠文堂新光社 2014年『ていねいに暮らしたい人の、「一生使える」器選び(講談社+α文庫)』内木 孝一 講談社 2015年『和食器のきほん―改訂版―テーブルコーディネートアイテム:豊富な種類と産地、揃え方と扱い方、上手なしつらえまで』浜 裕子 誠文堂新光社 2017年『洋食器のきほん―テーブルコーディネートアイテム:ヨーロッパの名窯からメイドインジャパンの器まで、上手な揃え方と食卓演出』浜 裕子 誠文堂新光社 2018年『クロワッサン 2020年11/10号No.1032 [料理を一層、美味しくする うつわ。] 』 P50~51『暮らしの図鑑 ガラス 楽しむ工夫×基礎知識×注目の作家・ブランド50』みつま ともこ 翔泳社 2020年『暮らしの図鑑 うつわ 楽しむ工夫×注目作家55人×基礎知識』コハルアン 翔泳社 2020年

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