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木製の食器のお手入れの仕方は?


木製の食器には曲げわっぱ、弁当箱、茶托といったものがあり、日本では大曲の曲げわっぱなどが知られています.

また、使われている木材には杉、欅(けやき)、栃、水目桜、栗、黒檀(こくたん)などがあります。



使う前

もともと表面には、汚れをつきにくくすること、木の反りを防ぐことを目的として油が塗られていますが、使う前に再度植物油(えごま油、くるみ油、オリーブオイルなど)を塗り、余分な油をペーパータオルなどで拭き取ります。これを2~3回繰り返して油をなじませておくと、表面に膜ができて料理を盛ってもシミになりにくく安心です。


<白木のうつわや弁当箱>

買ったばかりの状態だと乾燥しているうえ、粘り気のある食材であればくっついてしまいます。使い始めから数回は使う前に内側を濡らし、拭いておきましょう。

使用後は軽い汚れならお湯で洗い、すぐにふきんで拭きます。油汚れなどがある場合は、お湯に少し漬けてから同様に洗います。油が表面に塗られていない場合、ニオイがつくので、洗剤の使用は避けましょう。十分乾かないと黒ずみやカビができるため、拭いた後は風通しのいい場所で乾かします。

使うとき

熱いものや匂いの強いものは、できるだけ避けたほうが無難です。

○オーブン、電子レンジの使用

使用しないようにしましょう。

洗うとき

水に浸してから、中性洗剤をつけたスポンジでこすり洗いします。

しまうとき

  • カビが生えやすいので、すぐに水気を拭きよく乾かしてから、湿気のない場所にしまいましょう。収納の際は、紙やビニール袋で包むとよいでしょう。乾燥しすぎると変形したり亀裂が入ったりすることもあるので、直射日光が当たる場所は避けます。

  • 年に1度、夏の土用の頃(7月下旬)に風を当てると、木のうつわにこもった湿気が乾いて長持ちします。

  • 使っているうちに、表面に塗装された油分が抜けてかさついてくるので、植物油(えごま油、くるみ油、オリーブオイルなど)を塗ると、風合いが保てる上にヒビ割れの防止になります。



<参考文献>

『生活雑貨を修理する本(THE修理 なんでも自分で直す本)』株式会社地球丸 2005年

『日本料理 基礎から学ぶ器と盛り付け』畑 耕一郎 柴田書店 2009年

『えらぶ つかう 楽しむ 毎日のうつわ』遠藤 文香 日本文芸社 2011年

『民藝の教科書1 うつわ』萩原 健太郎 グラフィック社 2012年

『民藝の教科書3 木と漆』萩原 健太郎 グラフィック社 2012年

『料理人のための和食の器・扱い方ハンドブック』 遠藤 十士夫 旭屋出版 2013

『台所道具を一生ものにする手入れ術』日野 明子 誠文堂新光社 2014年

『ていねいに暮らしたい人の、「一生使える」器選び(講談社+α文庫)』内木 孝一 講談社 2015年

『和食器のきほん―改訂版―テーブルコーディネートアイテム:豊富な種類と産地、揃え方と扱い方、上手なしつらえまで』浜 裕子 誠文堂新光社 2017年

『洋食器のきほん―テーブルコーディネートアイテム:ヨーロッパの名窯からメイドインジャパンの器まで、上手な揃え方と食卓演出』浜 裕子 誠文堂新光社 2018年

『クロワッサン 2020年11/10号No.1032 [料理を一層、美味しくする うつわ。] 』 P50~51

『暮らしの図鑑 ガラス 楽しむ工夫×基礎知識×注目の作家・ブランド50』みつま ともこ 翔泳社 2020年

『暮らしの図鑑 うつわ 楽しむ工夫×注目作家55人×基礎知識』コハルアン 翔泳社 2020年

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