お皿一つでガラリと変身!一つは持っておきたい刺身皿5選
お刺身を器に盛るかどうか……確かにパックのお刺身はそのままでも食べられます。ですが、ちゃんとした器に盛りつけると、とたんに華やかになり、食卓の主役として目にも美味しくいただけますよ。今回は、全国の素敵な器を扱うtoracieから、一つは持っておきたい刺身皿をご紹介。お刺身の盛り付け方もマスターして、おうちでいただくお刺身を、高級料亭のような気分でいただきましょう。刺身皿とは刺身皿とは、お刺身を盛り付けるための平たい皿のこと。お刺身専用のお皿は、便利な仕切りが付いていて、醤油やワサビを入れられるようになっているものも多いです。刺身皿の選び方お刺身を盛り付けるのは、専用のお皿でなくてできます。お刺身をキレイに盛り付けるためのコツとともに、お皿の選び方と使い方を解説します。お刺身どんなお皿を選べば良いか迷っている方は、参考にしてみてください。刺身皿の大きさお刺身を盛り付ける場合、余白がある方が美しく見えます。「どうしてお店のようにキレイに盛り付けられないのかな?」と悩む方は、器に対してお刺身の量が多いことがほとんどです。できれば、パックの大きさよりも1回り、できれば2回りほど大きなお皿をセレクトしましょう。とたんにプロっぽくすることができますよ。刺身皿の形一般的に「刺身皿」として販売されているお皿で多いのは、長方形です。自分でさばくのではなく、パックの盛り付けを再現することを考えると、慣れないうちはパックの形に近い方がキレイに盛り付けられます。次におすすめなのは丸や楕円です。刺身皿の色柄お刺身の種類によって、色や柄を変えてみると、より趣が出ます。例えば、白身のお刺身は濃い色。黒や紺、青などを使うと、色味が引き立ちます。逆に白や薄い色のお皿は、赤身のお刺身など、濃い色味のお魚を鮮やかに見せられますよ。刺身皿の使い方実際の盛り付け方法について解説します。長方形のお皿と丸いお皿だと、盛り付け異なるので注意。美しく盛り付けられるよう頑張ってみてくださいね。長方形のお皿の盛り付けポイント長方形のお皿の場合、盛り付けの基本は「流し盛り」です。同じ形にお刺身を揃えて並べます。向きは左を正面にして、右に傾けるのが基本。ツマやシソの葉は、お刺身の間や両脇に盛り付けます。ツマにお刺身のドリップ(魚の血や水分)がついてしまっている場合は、その部分を取り除き、さっと洗って水を切っておくとおいしく食べられますよ。和食ではほとんどの料理で左が正面となっているので、いただくときに確認してみてくださいね。丸・四角のお皿の盛り付けポイント丸や四角のお皿で、お刺身を何列かに並べられるスペースがあるときは、さまざまな盛り付け方が楽しめます。覚えておきたい基本の盛り付けは「山水盛り」。左上の奥を山に見立てて高くし、奥から手前に向かって低くなるように盛りつける方法です。左奥はツマを使って高さを出し、手前は寝かせるように盛り付けると、高低差を出すことができます。色どりはセンスの見せ所ですが、鮮やかなものから盛り付けると見た目もキレイです。toracieおすすめ!刺身皿5選toracieのラインナップの中から、おすすめの刺身皿をご紹介します。ふだん使いにも、ギフトやプレゼントにもぴったりのものばかりです。ぜひ参考にしてみてくださいね。波佐見焼 翔芳窯 karakusa なぶり中鉢https://toracie.net/products/detail/587「波佐見焼(はさみやき)」は、長崎県東彼杵郡(ひがしそのぎぐん)波佐見町で作られている焼物。400年の歴史があります。こちらの鉢は、創業より一貫して手描きにこだわり続けている翔芳窯のもの。流れるような筆致で唐草模様が描かれたkarakusaシリーズです。唐草は、生命力が強いため、繁栄・長寿の願いが込められたモチーフ。約18cm×17.5cmで高さも6.5cmと、存在感のあるうつわですが、お刺身を盛りつけるときは、この唐草模様を楽しめるよう、中央にちょこんと盛り付けるのが器を楽しむコツです。柄ものなので、色合いを選びません。翔芳窯のkarakusaシリーズでは、椀やカップもそろいます。おそろいでそろえてみて、和食事を楽しむ日のうつわにしてみてはいかがでしょうか。翔芳窯のkarakusaシリーズを確認する波佐見焼 西山 はふり 長角皿 梅・青https://toracie.net/products/detail/603こちらも波佐見焼の品で、陶磁器の商品企画から製造・販売も行っている西海陶器のものです。撥水の技法で、レリーフのように浮き出た大柄の梅は縁起の良い柄。薄いブルーの色合いには、マグロやサーモンなどの色鮮やかなお刺身がピッタリ。ひと際魅力を際立たせてくれます。はふり 梅・青シリーズでは、小鉢や小皿のラインナップがあるので、お刺身用の小皿にいかがでしょうか。はふり梅・青シリーズを確認する波佐見焼 西海陶器 琉璃 長角皿 麻の葉https://toracie.net/products/detail/400波佐見焼の西海陶器から、さらにもう一品をご紹介します。こちらのうつわは、深海のような濃い藍色が特徴の「瑠璃」シリーズ。麻の葉(あさのは)柄は、平安時代から仏像の装飾などに使われてきた伝統的な意匠です。生命力が高く、成長が早い麻にあやかって、子供が健やかに成長しますように、との願いが込められています。また、麻には魔よけのお守りとしての意味もあるんですよ。この麻の葉柄は、職人が特製の道具を使って一つ一つ釉薬で描いています。藍色のお皿は、白身魚などの色の淡いお刺身を盛りつけるとコントラストで美しく見えます。サイズが32cm×12cmと大きなお皿なので、盛り付けがいがありますよ。焼き魚を食べるのにもおすすめです。小石原焼 鶴見窯元 板皿 マット白https://toracie.net/products/detail/761小石原焼(こいしわらやき)は、福岡県の朝倉郡東峰村(とうほうむら)で作られている陶器。約350年の歴史があります。あたたかく素朴な風合いの中に上品さを感じさせる、美しい形と色味が魅力です。1974年に開窯した鶴見窯元。現在は、二代目として息子の和田義弘さんが素朴な土の温もりを持つ小石原焼の伝統を守りながら、斬新でシャープな「用の美」を目指した器を作り続けています。こちらのお皿は、約23.5cm×10cmの長方形の板皿。お皿の表面に小石原焼の特徴である鉋が入れられています。マットな白いお皿なので、マグロなどの赤みのお魚を盛り付けてみましょう。toracieでは、他にも鶴見窯元のうつわを取り扱っています。ぜひ合わせてご覧ください。https://toracie.net/products/list?category_id=122上野焼 庚申窯 うめ鉢 紺https://toracie.net/products/detail/84上野焼(あがのやき)は、現在の福岡県田川郡福智町で焼かれるやきものです。茶道具として使われたことにはじまり、徳川時代になると遠州七窯の一つとして選ばれるほどの名陶として多くの作品を生み出しました。薄く繊細な器作りが特徴です。庚申窯は、3代にわたり上野焼の伝統を守っている窯元。薪窯を使用しているため、灰の被り方や還元のかかり具合で色合い等が変わります。全てが一点もののオリジナリティが魅力です。こちらの梅鉢も、釉薬のムラと艶が美しいですね。お刺身の高級感を演出してくれること間違いなしのうつわです。濃い目の色合いのお刺身を、真ん中に少しだけ盛り付けることで、見た目にも味わい深く素敵な食卓を演出してくれます。toracieでは、他にも庚申窯のうつわを取り扱っています。ぜひ合わせてご覧ください。https://toracie.net/products/list?category_id=56自分でお魚がさばけなくても、スーパーでも手軽に手に入れられる「お刺身」。うつわひとつで高級感を演出し、目にも美味しくいただくことができます。お刺身を盛りつけられるお皿は、焼き魚やお肉なども盛り付けられますし、お鉢はサラダや水菓子を食べるのにも使えて重宝しますよ。おうちごはんの充実に、ぜひ刺身皿を使ってみてくださいね!
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